AGA(男性脱毛症)
医師監修によるAGA(男性型脱毛症)治療について
ヘアサイクルとAGAの関係
AGAになると正常なサイクルで約2~6年ある髪の毛を太く長く伸ばす成長期が徐々に短縮され退行期を早く迎えることになります。こうしたヘアサイクルの乱れは「DHT(ジヒドロテストステロン)」の作用が原因です。ヘアサイクルの短縮で初期症状としては抜け毛の増加が感じられます。さらに進行すると本来成長期で太くなるべき髪が細いままとなるため、髪の本数自体が変わらないのにも関わらずボリュームダウンするため頭頂部や前額部の頭皮の露出が目立つようになります。ヘアサイクルの寿命が多いうちに早期に治療を開始することがAGA治療で大事なことです。
プロペシアとは(フィナステリド)
AGAの原因となる男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストロン)」を抑制するAGA治療薬の一種です。根本的な原因を抑制することで抜け毛を防ぐことができ、薄毛の改善を促すことができる治療薬です。また、副作用の発症率が低く安全性の高い医薬品といえます。
効果発現まで通常6ヵ月の連日投与が必要とされていますが、早い方は3ヶ月ほどと個人差があります。
また。プロペシアのジェネリック医薬品に「フィナステリド」 があります。効果や副作用、成分はプロペシアと同様で少しでも薄毛の治療費用を安くしたい方におすすめの治療です。
ミノキシジルの併用がおすすめ
フィナステリドにミノキシジルというヘアサイクルを正常に戻し、血行促進させて発毛サイクルを整える効果のある外用薬の併用療法が有効であるとの報告があります。フィナステリドはAGAの進行を食い止める「守りの治療薬」、一方でミノキシジルはヘアサイクルを整えることで発毛を促す「攻めの治療薬」ということができます。
AGA治療料金
プロペシア錠/厚生労働省に承認の(AGA)治療薬
28錠:8680円/90錠:27900円
フィナステリド錠/プロペシアの後発ジェネリック医薬品
28錠:4480円/140錠:22400円
内服方法
- 1日1回、食後1錠服用する。
- 朝昼晩どのタイミングでもよいが、服用時間を決めて飲み忘れに注意する。
- 毎日正しく飲み続けることで、抜け毛の進行を防止することができるので医師から説明された量や頻度を必ず守って服用することが大切。