大腸カメラ検査

大腸カメラ検査とは

大腸カメラ検査とは、カメラと光源が取り付けられた細いスコープをおしりから挿入し、直腸と大腸の内部を直接観察する検査です。
この検査を通じて大腸の内壁を詳細に確認し、ポリープや炎症、出血などの異常を発見することができます。
検査時の抵抗感や痛みから検査を先送りにしている方が多いのが現状です。当院では大腸カメラを受ける患者さまには鎮静剤（静脈麻酔）を使用させていただいております。
鎮静剤を使って大腸カメラを行えば、検査時の苦しさを軽減してリラックスして検査を受けることができます。
大腸がんやその他大腸疾患の早期発見・早期治療のために、特に40歳を過ぎたら定期的に大腸カメラ検査を受けましょう。

漫画でわかる大腸カメラ検査

このような方は大腸カメラ検査を受けましょう

原因のわからない腹痛が続いている
排便時に血が混じっている
お腹が張ったような感覚が続いている
慢性的な便秘や下痢の症状がある
便潜血検査（検便）で陽性反応があった
家族にがんになったことのある人がいる
大腸ポリープを指摘されたことがある
40歳以上だが、これまでに大腸カメラ検査を受けたことがない

当院の大腸カメラ検査

鎮静剤を用いて苦しさを最小限に抑えた検査

当院では鎮静剤を用いた大腸カメラ検査を実施しています。
鎮静剤の使用により、『ほとんど眠った状態』での検査が可能です。
またそれと同時に、短い検査時間で正確な観察が可能となります。
過去に「痛い」や「怖い」という経験をされた方や、初めて大腸カメラ検査を受けるという方も、安心してご来院ください。
※鎮静剤を使用する場合、検査当日は車・バイク及び自転車等の運転はできませんのでご留意ください。

経験豊富な専門医による検査

消化器内科を中心に大学病院で研鑽を積んだ専門医による大腸カメラ検査を実施しています。
大腸カメラ検査について、ご不安なことやご不明なことがございましたら、お気軽にご相談ください。

日帰りでポリープ切除が可能

大腸カメラ検査中にポリープが発見された場合には、その場で切除をしております。
検査とポリープ切除が同時に行えることで、事前の食事制限や下剤服用なども1回で済ませることができ、患者さまの負担を最小限に抑えることができます。
※ポリープの大きさ、形状によっては入院による手術が必要になります。その場合には、当院と連携している高度医療機関をご紹介いたします。

院内で下剤の服用が可能

当院では、院内で下剤を服用していただくことが可能です。
ご自宅での下剤服用がご不安な方は、検査前に早めにお越しいただき院内で服用いただくことができます。
ご希望の方は、事前診察の際にご相談ください。

検査後のリカバリースペースを完備

大腸カメラ検査後にお休みいただけるリカバリースペースをご用意しております。検査後は、車いすでベットまでお連れいたします。