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胃もたれ

胃もたれとは?

「胃もたれ」とは、胃が重たい、気持ち悪いと感じる症状のことを言います。
脂っこい食べ物を食べた後や、嗜好品や刺激物の過剰摂取、暴飲暴食をした際に感じることが多いです。
普段の生活の中でも良く起こる症状ではありますが、
「胃もたれ」が長く続くようであれば消化器疾患の疑いがあるため、注意が必要です。 

胃もたれの原因

胃もたれの原因としては、下記が挙げられます。

ストレス

ストレスにより自律神経系のバランスが乱れることで、消化管の働きに異常をきたし胃もたれが生じます。
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、これがうまくバランスすることで消化管の機能も正常に働きます。
ストレスがかかると、交感神経が強く働きますが、これにより胃の血管が収縮して血流が減り、胃の運動と胃を守る粘液の分泌が減少します。
ところが、ストレスなどで交感神経が強く働くときには、身体の働きのバランスを保つために、自律神経は副交感神経の働きも強めます。
副交感神経が働くと、胃酸の分泌が活発になります。
これが繰り返されるとやがて胃酸の働きが胃粘液の防御力を上回り胃粘膜を痛めるようになるのです。

加齢

上記のストレスと同様に、加齢は胃の働きを低下させます。 食べ物を運ぶ力である胃の蠕動運動が低下しすることで、消化に時間がかかり胃もたれを引き起こします。

消化器疾患

胃もたれの原因として最も注意をしなければならないのが「消化器疾患」です。
よくあるものでは胃がんや胃潰瘍・十二指腸潰瘍、機能性ディスペプシアなどがあります。

胃もたれから考えられる疾患

胃もたれから考えられる疾患として下記が挙げられます。

胃もたれから考えられる疾患

  • 逆流性食道炎
  • 胃がん
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 機能性ディスペプシア

上記の疾患でも、特に気を付けなければならないのが「胃がん」です。
癌疾患は高齢の方がなるイメージが強いですが、若年層での発症も十分に可能性はあります。ピロリ菌未感染の若年女性でスキルス胃癌が見つかることもあります。
異常を感じている場合には我慢せずに医療機関を受診してください。  

胃もたれの治療方法

胃もたれを改善するためには、生活習慣の見直しが最善の策です。

気を付けて欲しいこと

  • 暴飲暴食をしない
  • 酒・タバコはほどほどに
  • 食後に激しい運動はしない
  • 食事は腹八分目でバランスの良い食事を
  • リラックスしながらゆっくりとよく噛んで食事をしましょう。
  • 充分な睡眠を
  • ストレスを溜めない(適度な運動も良いでしょう)

生活習慣の見直しを行っても胃もたれが改善されない場合、
消化器疾患が原因となっている可能性が高いため、注意が必要です。

当院の胃カメラ検査

上述のように、胃もたれにより消化器疾患を患っている可能性が考えられた場合には、胃カメラ検査を行うことで正確な診断ができます。どのような異常がどの程度まで起きているのかを把握することは適切な治療・症状の改善に繋がります。
当院では胃カメラ検査による患者さんの負担をできる限り軽減できるよう、様々な工夫を凝らしております。胃カメラ検査を受けることを検討されている方は、下記リンクより詳細をご確認下さい。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)(詳しくはこちら)

胃もたれでお悩みの方は当院へ

当院は消化器・内視鏡専門のクリニックとして、消化器症状の外来診察や内視鏡検査の質向上に力を入れて取り組んでおります。
胃もたれは日常生活でも起こりやすい症状ですが、「何かしらの病気かも・・・」と不安を抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
胃もたれに悩みながらも「胃カメラ検査は苦しそう・・・」というイメージから検査を受けることを躊躇されている方も、おられるのではないでしょうか。
安心して日々を過ごすためにも、まずは一度当院にてお気軽にご相談下さい。

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