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胃痛

胃痛症状について

胃痛とは、医学的には「心窩部痛」と呼ばれ、みぞおち当たりの痛みのことを差します。
日常的にも良く起こる症状であるため、特に気にすることなく過ごされる方も多くいらっしゃいます。ですが、胃痛が長期間継続している場合、もしくは付随して他の症状が表れている場合には、何らかの消化器疾患に罹患している可能性があるため注意が必要です。
下記に具体的にどのよう症状があれば医療機関を受診した方がよいのかを解説します。

医療機関を受診した方がよいケース

  • 黒い便がでる
  • 白っぽい便がでる
  • 血便が出る
  • 吐き気・嘔吐が続く
  • 朝起きたときに口の中が気持ち悪い
  • 酸っぱいものが上がってくる
  • ストレスを感じると胃が痛くなる
  • 消化の良いものを食べても胃が痛くなる  
  • 空腹時でも胃痛が起こる     
  • 体重が減少している      など

 

なぜ胃痛が起こるの?

胃痛が引き起こされる原因としては、下記が挙げられます。

胃痛の原因

  • 何らかの消化器疾患に罹患している
  • バランスの偏った食生活
  • 不規則な生活
  • 睡眠不足
  • 過度な飲酒
  • 喫煙
  • 精神的ストレス  など

消化器疾患による胃痛には注意が必要であり、最も警戒すべきもののひとつとして
<胃がん>があります。癌疾患は高齢の方がなるイメージが世間では強いですが、近年では若年層における発症例も増えています。
特に若い女性でのスキルス胃がんには注意です。ピロリ菌の有無に関係なく発症します。
気になる症状がある方は、専門医による胃カメラ検査をお勧め致します。

胃痛から考えられる疾患

胃痛が長期的に続いている、もしくは付随して他の症状がある場合には消化器疾患の疑いがあります。可能性のある疾患は下記が挙げられます。

考えられる疾患

    • 胃がん
    • 胃ポリープ
  • 逆流性食道炎
  • 機能性ディスペプシア
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 慢性胃炎
  • 胃アニサキス症
  • 感染性胃腸炎
  • 急性膵炎
  • 急性虫垂炎      など

上記等の疾患が考えられますが、的確な問診・診察、必要に応じて腹部レントゲン検査や超音波検査、「内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)」を行うことで正確な診断ができます。どのような異常がどの程度まで起きているのかを把握することできれば適切な治療・症状の改善に繋がります。
胃痛により不安を感じている方は、まずは消化器内科専門の医療機関を受けられることをおすすめ致します。

当院の内視鏡検査

検査の中でも内視鏡検査は必要性の高い検査のひとつです。
当院では内視鏡検査による患者さんの負担をできる限り軽減できるよう、様々な工夫を凝らしております。
胃カメラ検査・大腸カメラ検査を受けることを検討されている方は、下記リンクより詳細をご確認下さい。

胃痛の治療

胃痛が生じている場合には、まず消化器疾患に罹患しているかどうかを確認する必要があります。そのため、胃痛症状の詳細を医師が問診した結果、検査が必要であると判断した場合には胃カメラ検査を行います。胃カメラ検査を行い胃痛が起きている原因を把握した上で、『薬物療法』や『生活習慣の改善』といった治療を開始します。
『薬物療法』では、胃酸の分泌を抑える薬や胃の働きを正常な状態に近づける薬などを使用します。
『生活習慣の改善』では、胃に負担が掛からないよう食生活を整え、適度な運動や充分な睡眠を確保するように指導していきます。

胃痛でお困りの方は当院へ

胃痛は日常的にも良く起こる症状ではありますが、その裏には消化器疾患が潜んでいる可能性があります。症状が長期的に続いている場合には、必ず専門医による診察を受け、適切な治療を行うようにしましょう。
症状に心当たりのある方は、まずは一度当院にてご相談下さい。

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