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内科とは

内科は、身体全体の疾患を診る医療分野であり、さまざまな疾患を専門的かつ横断的に診断し、治療します。内科の中に「消化器内科」・「循環器内科」・「呼吸器内科」などの専門科があります。

内科を受診するタイミング

内科を受診するタイミングは、以下のような場合です

  1. 健康診断で異常を指摘された場合:健康診断で「要精密検査」の項目がある場合(婦人科・眼科・乳腺健康診断を除く)、その項目について精密検査の適否を見極めるためにまずは内科の診察をおすすめします
  2. 身体の不調や症状があるとき:体調が悪い、痛みや不快感がある、疲れやだるさを感じる、むくみがあるなどの症状がある場合、まずは内科受診が適切でしょう
  3. 慢性疾患の管理:糖尿病・高血圧・脂質異常症などの慢性疾患の治療やフォローアップを行います

内科でわかる病気や病名

内科では、さまざまな病気や病名を診断します。主なものには以下があります

  1. 風邪やインフルエンザ・COVID-19感染症:発熱の経過、症状に応じて検査・診断し、適切な治療を行います
    風邪についてはほとんどが上気道感染(鼻・喉・上部気管支)によるものでウイルス・わずかな細菌などの混合感染であることが多いです。診察のために喉の観察・聴診をした上で患者さんには「風邪ですね」とお伝えすることが多いですが、これはあくまでも平易な言葉(わかりやすい言葉)をあえて選択して伝えているためで診察が不十分なわけではありません。正式には「感冒」「上気道炎」・「気管支炎」・「急性咽頭炎」といった病名をつけておりその症状緩和を目的とした適切な処方をおこなっております。
    また膠原病や肺気腫など2次的に重篤な感染症に移行しやすい基礎疾患をお持ちの患者さん(易感染性といいます)には胸部レントゲン検査や血液検査を行い、時には限定的に抗生剤を内服していただくこともあります。
  2. 胃腸のトラブル:胃炎、胃潰瘍、下痢、便秘などの症状を診断します
  3. 高血圧:血圧の異常を評価し、適切な対処法を提案します
  4. 糖尿病:血糖値のコントロールや合併症の予防を行います

内科医は、患者さんの症状や健康状態を総合的に評価し、適切な診断や治療をおこないます。

内科では、さまざまな検査が行われます。内科でよく行われる検査をいくつか紹介します。

  1. 血圧の検査:血圧を測定して、高血圧や低血圧を評価します
  2. 脂質の検査:血液中の脂質(悪玉コレステロールなど)を測定して、動脈硬化のリスクを評価します。
  3. 肝機能の検査:肝臓の機能を評価し、肝炎や脂肪肝などの疾患を診断、治療します
  4. 代謝系の検査:糖尿病や甲状腺疾患などの代謝異常を評価します
  5. 血液検査:血液中の赤血球や白血球の数、ヘモグロビン量などを測定し貧血等の評価をします
  6. 腎臓機能の検査:尿検査をおこない尿中の異常を評価し、腎臓の機能を確認します
  7. 呼吸系検査:肺機能を評価し、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などを診断、治療します
  8. 心機能の検査:心電図(ECG)・心臓超音波などを用いて心臓の機能を評価します
  9. 胃の検査:胃カメラを行い、胃の病変を確認、診断、治療します
  10. 大腸の検査:大腸カメラを行い、大腸ポリープ・大腸がんなどを診断、治療します
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